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ゆっくりと回る視界に、じんわりと私に移っていく彼の体重に、今までに味わったことのない幸福感を覚えた私は、そのまま身を委ねる。 「カナ」 髪を梳かれながら名前を呼ばれた次の瞬間には、もう口を塞がれていた。 羽島さん、違うよ。 私の名前はね、菜乃香なんだよ。 そう思いながらも、私は嬉しかった。 本当に嬉しかったんだ。
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