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「あぁ! そうっすね。小宮さんは……うん、まぁ、いいから、三浦さん、あのさ」
「ちょっとちょっと、古賀っち。何故私を飛ばすかな」
「だって、小宮さんからまともな答え返ってこなさそうだし。じゃあ、聞きますけど、小宮さんどんな男が好きなんすか?」
「え……」
「やっぱり顔? 高身長? できる男? 色気のある男? 南条さんみたいにパーフェクトな人ですか?」
「いやいやいやいや、無理無理無理無理」
ブハッと吹き出した古賀は、「ですよね~」と、小宮さんにも南条にも失礼な物言い。
小宮さんは真っ赤になって慌てふためき、南条は澄ました顔で酒を口に運んだ。
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