第13話

あとがき

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

現在と10年前の話を交互に持ってきたこの作品、大変読みづらかったと思います。申し訳ないです。

でも、以前からやってみたいな、と思っていた構成で、学生の時と社会人になってからの違いというか、その10年のギャップを書き表せたらな～と思って書いてました。

今思えば、なんであんなことができなかったんだろうってこと、逆に、なんであんなことをしてしまったんだろうってこと、たくさんあると思います。

拙さや鈍感さや浅はかさ。ひっくるめて言えば「若さ」でしょうか。

でも、大人になってからもそれはあることで、そして、それを「若さ」のせいにはできなくなった。（自分で書きながらも耳が痛いです）

結局、大人になっても成長しきれていない自分の至らなさに他ならないんですよね。

まぁ、完璧にできる人は大人でもそういないと思いますが。

……ということで、いつものごとく、完璧じゃないカッコ悪い大人を書きたかっただけです。