最終楽章 #2

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††† 立場によって、 正義はそれぞれ、異なるモノだ。 匠から、 『白澤印刷、政宗にまとめてもらうつもりだけど構わないか?』 そう問われて。 心から本気で。 私の子供に白澤印刷をもらおうと、 思ってたワケじゃないと伝えた。 白澤有雅が。 大事にしていたモノを奪えれば、 それで良かっただけだから。 政宗の正義は、 わからなかったけど。 政宗が了承しているなら、 問題はない。 美濃部さんと、政宗の兄弟が。 白澤印刷の株を多く持っていて、 匠が賛同してるならそれでイイ。
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