最終楽章 #3

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隠れ家の、 木目調テーブルの上に、 下ろされて。 少し、荒々しい匠の動きを、 両手で制する。 「……政宗に、妬いたの?」 止まらないコトは、 わかってる。 それでも――聞いてみたかった。 カケヒキじゃない、 素直なキモチを。 想う心を。 溢れさせる言葉が、欲しい。 あえて、私の右耳に、 唇を寄せて。 匠が、囁く。 ――おかしくてイイ 他の赦しは請わない 永遠に、全力で オマエだけを 愛してる……――
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