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純はあの日、晃司と何かあったのではないかと聞こうと思っていたが、ずっとしまい込んでいた思いを伝えてしまった…。
純の言葉を聞いたアキは、首を大きく横に何度も振った。
「アキ…、俺は今まで人を好きになって、その人のために何かをしようなんて思ったことなかったんだ。
その人のために自分は何が出来るかなんて考えたことなかったんだ。
本当に人を好きになったことなかったんだ。
アキに出逢うまでは…。
俺なりにアキのことは色々考えた。
もう、俺の気持ちを押し付けることはしない。
これからは、アキとみらいを見守っていくって決めたんだ。
二人のために、俺の出来ることをする。
何かあったんだよな、あの日」
ようやく聞くことが出来た。
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