第1章

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『で、あいつは若菜にとってなんなの?』 気になったので本人に聞く 「それはまだ言えないよ。」 儚げにそう答えた。 。 。 。 その時のハル。 家に駆け出しながら 思いを巡らせていた。 この子の正体は男とも女とも言えない中立の存在。 最初に性別を決めなかった。 そのケースだが、結果的に体の方はついてるが華奢で女性的。 ホルモン弄ってないから病弱。 見た目は女に近い男。心も男。 どちらかと言えば男の子だが容姿端麗だからか女に見られることのが多い。 彼にとって、若菜は初恋の相手で幼児の頃からの幼なじみ。 なんでも話した信頼できる相手。 それが、取られてショックを受けたらしい。 .
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