休日→学園。

2/3

366人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
煉夜side 月曜になり俺は何時も通り学園に行った。 会長席に座り、生徒会長の仕事をテキパキとこなす 生徒会室の窓から太陽の光が差し込み、俺の右手の薬指に付けている指輪がキラリと輝く。 学園中は左手の薬指には付けられないため(生徒が騒ぐから)、右手の薬指に付けているお揃いの指輪 「会長…その指輪」 指輪に一番初めに気付いたのは副会長の純だった。 ……気がついてくれて少し嬉しい。 口元がニヤケそうになるのをこらえる 「あれぇ~?会長付き合ってる子いたのぉ?」 ”子”か…彼奴は子って感じの外見じゃねえだろ。 そんな事を考えながら役員に言葉を返す 「秘密だ。」 会計が「えぇ~、教えてよぉ~」とか言ってるが無視する これは、少し変わった俺の日常。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

366人が本棚に入れています
本棚に追加