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──「馬鹿共は自分の立場を分かっているのでしょうかね」
役員席に着いてから純とそんな会話をしていた
矢張り純も思っていたらしい
「特に会計、だな」
「そうですね、唯でさえ過激な親衛隊なのに」
彼奴がふらふらいろんな奴を抱くから親衛隊内もピリピリしてるしな
それを分かってねぇのか?
否、其処までは馬鹿じゃねぇか
そんなことを思いながら一般席を見ると書記と会計が毬藻に抱き付いてる
全言撤回、彼奴は馬鹿だ
「な、何やってるんですかあの馬鹿共は」
「ああー、面倒くせぇ何やってんだよ」
彼奴らの親衛隊となると何か言っても意味ねぇんだよ
彼奴らの言うことの方が聞くしな
これはどうすんだよ……
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