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──「よし、続きは明日だ」
煉夜との話し合いで気が付いたらすっかり辺りが暗くなり他の風紀の奴等も帰ってしまった
久し振りだな、風紀室で二人きりなのは
なぁ、煉夜……?
「──っ、お、い!はるきっ!」
やめろ!そう言い胸板を強く押されバランスを崩し煉夜から離れる
無意識に身体が動き煉夜の唇を奪っていた、何時もとは違うような貪る様なキス
「何なんだよいきなり」
「煉夜、煉夜は俺のことが好きかァ?」
「あ?何言ってんだ?好きじゃ無かったら付き合わねえよ」
強く見つめられそう言われた、その言葉に嘘は無いのが解る
……やっぱ、そうだよなァ
「何だテメェ噂を信じてんのか!?
俺がそんな奴だと春樹は思ってたのか?」
噂、生徒会長や副会長が生徒会室で遊んでいて会計や書記が生徒会室に近付けない、そんでその会長や副会長が仕事もしていない。その噂を指しているのだろうなァ
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