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「俺は!俺は煉夜が好きだ!!!!!煉夜も俺のことが好きだろ!!!!」
そんな台詞に下を向く、顔が歪んでしまうのも仕方が無いはずだ。
何言ってんだ此奴は、俺がてめえみたいなやつを好きなわけ無いだろうが
「照れるなよ煉夜!!!!」
「照れる…?照れるわけがねえだろ、俺はお前が嫌いだ」
「何言ってんだよ煉夜!!!!!そんな嘘つかなくても良いんだぜ!!!!!」
何を言っても通じない、それは前々からの会話で分かっていたがここまで酷いとは思いもしなかった。
「やめて、会長様…嫌がってる…。会長様が嫌なこと、しない、で」
後ろに立っていた実行委員長の幸(コウ)が俺の前に立ち毬藻から俺を隠す
それが気にくわないのか毬藻もギャーギャー喚き、馬鹿な役員共も何かほざいてる。
「何だよおまえ!!!!!!煉夜は俺のことが好きなんだからな!!!!お前も煉夜親衛隊なのか!?!?!?いけないんだぞ!!!親衛隊なんか!!!」
「ね~、槙
親衛隊なんか要らないしぃ、親衛隊は悪者だもんねぇ~」
「し、た、おれら、じゃ…する」
「親衛隊はてめぇらの邪魔してるんじゃねえんだよ、てめぇらが馬鹿しかしねえから守ってくれてんだろうが」
馬鹿は気付いてないのか、普段から守ってくれているのが親衛隊なことに
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