昔話。

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「約束、破らないでね」 そう言いれんくんをそっと抱きしめる。 僕を退けようとする仕種はするが、強く引き離しはしないれんくんは今もずっと優しいよね。 「ああ、当たり前だろ…俺は柳都の光(オウサマ)だもんな?」 「そうですよ会長様、会長様は僕の物ですもん、僕の会長様!」 会長様の言葉に頬を緩めながら言葉を返す。 そうだよ風紀、“会長様”は僕の物だからね。 れんくんは僕のために会長様になってくれたんだから、“煉夜”くんは風紀のかも知れないけど、“会長”さまは僕のだから。 ふふふ、ほーんとに会長様に近づかないで欲しいよねクソ風紀が。
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