2014/12/25

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「け、ケーキですよ!」そう言いティークはキラキラと目を輝かせながらリディに訴えていた。 そんなティークにリディは首をかしげ 「ケーキって………何ですか?」と聞いた。 ティークは聞かれた瞬間固まった。 「ケーキ知らないんですか?」 「はい…………」 とその時健太が両手にお皿をもって現れた。 「何を話していたんだい?よかったら仲間に入れてほしいなぁ」 「マスター」 「はっ!健太さんリディさんがケーキを知らないって!」 お皿を机に置き……… 「あぁー…………だと思って作ってきたよ」そう言いフォークをリディとティークに渡した。 「僕もいいんですか?」 「勿論、さぁー…リディ食べてみて」 「え、は、はいー………頂きます」 パクリとクリームを鼻につけケーキを頬張った。 一瞬、身動きが止まったが直ぐに耳と尻尾がパタパタと動き出した。 「美味しい?」 健太がそう聞くとリディは目を輝かせながら「はい!」と答えた。 「ティークは?」 「とっても美味しいです!」 「それはよかった………じゃぁ頑張って働こうっか?」 「はい!」 「了解です!」 こうして今日もカフェは開かれるのであった。
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