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日本海に沈む
小学3か4年生位の頃だったと思う。家族、親戚達と旅行に行った夏休みの出来事だった。
それは楽しい二泊三日の旅。初日、行き先へと向かう車は、既に台風と戦っていた(泣)
行き先は忘れたが、とりあえず目的は海。日本海へと向かっていたのだが、この有り様。早くも車内に不穏な空気が漂う。
初日は着いたらペンションか何かでバーベキューをするはずだったが、夜になっても雨は止まず、結局一日ゲームボーイのテトリスをしてたと思う。
2日目
台風は抜け、天気は良好☆俺達は予定通り海へと向かった。
水着に着替えてる時に既に気付いていたのだが、前日の台風の影響か、海は荒れに荒れていた🌊
今にして思えば、よく遊泳禁止が出ていなかったな…と思うほどに💧
だが俺以外の全員が、前日の鬱憤を晴らすかの如く、その荒れた海へと駆けて行く。
親父は泳ぎ、おかんと妹はボートみたいな物で遊んでいた。親戚は…忘れた(笑)多分親父と泳いでたりしてたと思う。
俺はと言うと、実は泳ぎが苦手だったので、砂浜でチョコンと座り、波がつま先に当たる程度の所でボ~っとしてた。
だがここで、俺は自然の恐ろしさと言うものを体感する事になる
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