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「では次の試合。3-D対2-S」
「よし!勝とう!」
「当然!」
「あ~。胃が痛い」
本来出る予定が無かったのに、突然の事で腹痛を起こしていた。
「御影!一緒に頑張ろう!」
「目指せ優勝!」
「・・・何でこんな2人に振り回されなきゃいけないのだろうか」
本来なら、クラスにいる本当に目立たない生徒ぐらいの立ち位置だったはずなのに。
何度ため息を吐いたか分からないが、刻々と時間が迫ってくる。
「Sクラスだろうと負けねぇからな!」
「僕たちだって負けません!」
なんか知らないうちに相手の人と睨み合っているし。
「では、一人目前へ!」
「じゃ!行ってくる!」
「おう!頑張れよ!」
そう言って神楽が前に出る。
両者が前に出揃うと、何でも結界内で死んだり、気絶したり、必要以上のダメージを受けたら結界外に転送されると言うご都合主義結界が張られた。
「それでは、試合開始!」
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