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・・・い、た・・・い。
ドサリと体が前に倒れる。
・・・とりあえず結果報告。一応生きてはいます。
しかし、もう数分したら死ぬ感覚がした。
直撃の瞬間、糸の斬撃とシャドウエッヂで弱まった火の玉が糸の結界に直撃。
いく分かの威力は削ったものの、熱はどうしようもなかった。
熱は僕の皮膚を溶かし、肉を焦がし、血液が沸騰し、裂けた皮膚から血が溢れたと思いきや、溶けた皮膚と焦げた肉により無理矢理塞がれる。
口は唇が溶けてくっつき、無理矢理開くとダラダラと血が流れる。
少しでも動けば体は裂け、血が流れる。
ベチャっと倒れた瞬間、体の皮膚が激しく裂け辺り一面僕の血を撒き散らす。
「・・・コヒュー・・・コヒュー」
口から空気の流れる音が僕の体を痛め付ける。
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