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「御影。荷物の移動が終わりましたよ」
アイゼンが汗1つかかないで厨房にやって来る。
「お疲れさま。こっちの方は僕がやっているから皆と遊んできなよ」
「いえ、私はマスターの使い魔です。準備を済ませてしまいたいのです」
・・・何とも律儀な使い魔だことだ。
「それじゃお肉を一口サイズにカットして。半分はあっちで焼く際に足りなかったときのために残しておこう」
「了解しました」
そこからは二人の間に会話は無く、ただ淡々と準備を済ませた。
「あ、クロウ。つまみ食いはしないでよ?熱を通さなきゃいけないからな」
「お、おう」
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