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「・・・そろそろご飯の時間。食材の下ごしらえは僕とアイゼンさんが殆ど終わらせた」
「もしかしてずっと調理場にいたの?」
「あそこは落ち着くからね」
僕はカインをぶん殴った後、シャドウエッヂで地面に穴を開けてカインを縦で埋めた。
「御影。俺が悪かった。だから出してくれ」
「とりあえず中で食べることだったから戻ろう。アイゼンさんが準備を終えているだろうから」
「え?無視?俺は無視ですか?」
「そう。じゃあアイゼンを待たせるのも悪いし行きましょうか?」
「そうだな。動いてお腹すいたからね」
「それじゃあ早く行こう!」
「え!?ちょっと!マジで置いてかないで!助けてくれよ!」
皆がゾロゾロと館に戻って行く中、僕はカインを見下ろす。
「確か、賭けはご飯の準備をしなくてもいいんだよね?それでカインが勝った。
・・・働かざる者食うべからずだよ」
そう言って、僕はカインに背を向ける。
「ちょっと!?本気で悪かった!だから頼む!」
「大丈夫。満潮になった後助けに来るから」
「それじゃあ遅い!!死ぬわ!」
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