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「・・・なら、僕は君にアドバイスと忠告。それと予告するよ」
「アドバイスと忠告と予告?」
クロウは僕の肩に留まり、二人でフランを見つめる。
「まずはアドバイス。まぁ、大したことじゃないけど言っておくよ」
神楽をチラと見る。
「神楽は誰とも付き合ってはいない。ライバルは多そうに見えるけど本人は恋愛の4文字を意識できてない」
「つまり、押して押して押しまくれって言いたいのか?」
「それは逆効果。君がすることは神楽の意識が変わること。大袈裟に言えば始終神楽の事が頭から離れられない。神楽が近くにいるとドキドキが止まらないとか、神楽に素直になって本当の本心を伝えて一緒になりたいと思ったらもう一度告白をすると良い。成功するかは分からないけど、神楽の反応は変わっているよ」
ここでまさかの普通にアドバイス。
これにはあのフランも驚き顔だ。
「お~い」
「ハッ!?まさかお前からのアドバイスが普通に出るとは。・・・明日は雨か?」
「ハッ倒すぞ?」
「やってみろ」
すいません無理です。
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