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「・・・まぁいいや。次に忠告。これは単純」
視線を向けるがルーン達以外の人は見つからない。
「君が神楽をどう思っているか知らないけど現状、神楽に恋心を抱いていて可能性があるのはエリスぐらい。アイラやルーンは分かんないけど気があるなら可能性は二人にもあるよ」
モブなんて恋愛対象なんて起きない。
自分に自信があって告白しようとも所詮モブはモブ。この物語には語られることすらない失恋話の存在だ。
「・・・言いたいことは分かった。様は告白するなら強いライバルがいるって事だろ?」
「そんな感じだよ」
新キャラとして登場したフランには権利が入った。後は状況の変化のみだ。
「・・・それで?最後の予告ってのは何だ?」
アドバイスはフランが神楽に本当の恋心が芽生えれば可能性が出ると言うこと。
忠告はそれでもライバルはいて、それらは親い仲間であると言うこと。
そして予告。
「・・・これは君にだけ言えた事じゃない。
もし君達が神楽に恋心を抱き、御互いがその恋心の存在に気がついたとき、
『告白したらもうこの関係に戻れない』
『この関係を壊したくないから告白できない』
そんな空気になった瞬間、僕は神楽を殺すから」
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