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話にするとこうだ。
フランは夏休み前から、1度帰ってこいと言われていた。
その理由とは結婚ついての相談らしい。
貴族の一人娘となれば相手は沢山いる。
しかし、等の本人は学校の寮で話が出来ないので夏休みに話がしたいと。
対してフランは親のすすめる結婚なんてしたくはなかった。
何故なら、自分には片思いだけど好きな人がいるのだから。
可能性は低いにしても0ではない。
フラれたら、諦めて親のすすめる中から探すつもりだけど今は諦めたくないので説得をしなければならないらしい。
「・・・なら本当に僕じゃなくて神楽に言いなよ」
「それが出来たら苦労はしない!・・・その、恥ずかしいじゃないか」
「そんな話をされても僕が困るんだけど?」
「頼む!神楽さんの友達だろ!話を合わせてくれ!」
「ならカインやエリス達に」
「カインは貴族だ!リストにあったらどうする!エリスは第一王女だってみんな知ってるし、ルーンやアイラはお前も言ったでしょ?可能性があるって」
確かに可能性はあるとは言ったけど、気があるアピール何だからいいのでは?
「なぜ僕が候補に?」
「御影なら嘘に使っても恥ずかしくも悔しくもないからな」
「素直でよろしい」
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