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「フラン!」
「だ、大丈夫!」
俺とフランは森の中を走る。
「逃がさねぇよガキ!」
「くっ!」
どうしてこんなことになっているかは分からない。
突然、盗賊が現れて金目の物を置いていけと言ってきた。
相手からは魔力を感じるほど多くなく、大した実力ではないと直ぐに分かった。
同じようにフランも感じ取ったのか、相手を挑発。実力を見せつけて追い返そうとした。
すると盗賊の一人が握り拳ぐらいの大きさの石を取り出したと思ったら他の盗賊達が飛びかかってきた。
応戦するようにフランが魔法を使おうとした時気がつく。
『魔法が使えない!』
直ぐ様フランを抱き寄せ、魔武器を造り出そうとしたが魔法同様魔武器も造れなかった。
盗賊達の攻撃をどうにかするすべが無く、俺達は逃走を選んだ。
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