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「・・・以上で始業式を終わります。各生徒は自分の教室に」
とまぁ、ボーッとしている間に始業式が終わり、各々がダラダラしながら移動を始める。
「・・・なんかさ、体が怠いんだよな」
「俺も。寝不足か?」
「何だよ。お前たち徹夜か?早く終わらせておけよ」
「「そう言うお前は?」」
「・・・教室についたら見せてくれ」
すれ違う生徒が気だるそうに教室に向かう最中、僕はそいつから刺した糸を回収する。
「・・・ご馳走さま」
全ての糸を回収し、自分の番までボーッとし直し、教室に戻る。
「・・・しかし、あまり多すぎても気分が持たないな」
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