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「で、では今度は神楽さん」
「お?俺の番か」
別なことで大分疲労したエリスが肩で息をしながら神楽を誘導する。
「で、では。その~し、失礼します」
エリスは頬を赤に染めながら神楽の背中に手をのせる。
「・・・何か温かくなって、体に流れている」
「それが魔力です。では掌から出すようにやってみてください」
「こ、こうか?」
神楽が悪戦苦闘しながら力を込めれば、水晶の数字が変わっていく。
『魔力500(ノ´∀`*)ドーンマイ♪』
イラッ
『魔力1000(*´∀`)ヘー,フツウ』
イラッ
『魔力2000(・_・?)オロロ?』
?
『魔力5000(;´∀`)オイオイ?』
・・・
『魔力10000(;゜∀゜)チョットオチツコウゼ?』
『魔力15000\(゜ロ\)(/ロ゜)/ヤメロー』
『魔力20000(# ゜Д゜)ドウナッテモシランゾ!!』
・
・
・
『魔力???((((゜ロ゜)))))ウワーー!?』
ボン!!
「うわ!?」
「キャ!?」
「やっぱり」
数えるのをやめたくなるぐらいの桁の数字がでて諦めていたら、急に水晶が破裂し、部屋に散乱した。
「ごごご、ごめん!!」
「いいい、いいえ!そんなことよりお怪我は!?」
(ナイス神楽。大分すっきりした)
慌てる2人と水晶が壊れたことに大分すっきりした僕が部屋に残っていた。
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