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「・・・で、では神楽さん」
「う、うん」
神楽も促されて水晶の前に立つ。
「えっと、とりあえず魔力は少しで良いので」
「え、あ、はい」
流石に2度も壊されたらたまったものではないのだろう。
エリスに念をおされて深呼吸をすると、気を引き締めた顔をする。
「・・・どうせフルコンプで特別なのも勢揃いなんだろうな」
2人には聞こえない声で呟いているうちに文字が浮かび上がってくる。
『草薙神楽ー???
炎・水・雷・地・風・光・闇・創造・重力・植物・・・ect』
「え!うそ!」
「これらが俺の力」
「(ハイハイ。テンプレワロスワロス)」
神楽の種類の多さに目を疑うエリス。自分の力に実感を持てない神楽。
そんな2人をただぼーっと見つめる。
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