とりあえず入学

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「なら、その食事に混ぜてくれよ!」 神楽ではない声が聞こえて神楽と共に視線を動かせば、 「カイン!」 「神楽!俺達も混ぜろよ?」 現れたのは赤髪のトサカカットの生徒。 「神楽さん。私達も」 「お邪魔しますね?」 「ルーンにアイラじゃないか!」 続いて紺色のストレートの生徒と緑髪のサイドテールの生徒。 ・・・どうやら神楽の友達らしい。 「・・・流石、手が早い」 「何か言ったか?御影?」 「ううん。なにも?」 そんなことをしているうちに周りの3人も机を合わせてスペースを確保していた。 ・・・数分後、楽しい食事中に僕が話すことは相槌しかうっていなかった。
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