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ここまできて疑問に気づく。
「・・・あれ?ルーンさんがこっちにいると言うことはもう召喚が終わったの?」
それにしては速すぎる。
するとルーンは首を横に振る。
「いいえ。ほら」
ルーンが指差すのを見て嫌な予感がした。
「神楽さんが準備していますよ」
視線を向ければ神楽がエリスの激励を背に魔方陣の所に向かっている。
「・・・えっと、僕と順番を変わったのなら次はルーンさんじゃ?」
「別に順番をなんて決まってました?」
鬼だ。本気でそう思った。
確かに先にやらせてとお願いしたところやったが、別段順番は決まっておらず、やりたい人からやっていた。
しかし、ルーンには神楽と比べられたくないと話したのにも関わらすわ神楽を先に行かせた。
ちらりと、ルーンの顔を見れば
(・・・うわっ、凄くいい表情してる)
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