武器と使い魔

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「それじゃ僕は部屋に行ってるから」 「御影また明日」 神楽と別れて自室に移動する。 「まぁ、テンプレって言えばテンプレなんだろうけど・・・広くない?」 中に入れば広いリビングにキッチン。トイレに風呂場。終いには空き部屋と寝室合わせて3部屋と、1暮らしするには広すぎる内容だった。 「ガスコンロが無い代わりに炎の魔方陣で魔力を流すと点火。洗濯機は無いけど、水魔法と風魔法で洗い乾燥も出来る箱。・・・これは頼んで創造魔法で家具家電を作ってもらう必要も無いか」 思ったより必要なものが揃っていたので適当に部屋をあさりながら自分用にと整えていく。 「なぁ御影。いつになったら説明してくれるんだ?」 クロウは部屋を飛び回り留まり木を探すも見つからなかったため、御影の肩に留まる。 「そうだね。時間も時間だし、ご飯を食べたら話そうか」 幸いとりあえず差し入れにと、管理人からいくつか食材を貰えたのでそれを料理しだす。 「・・・御影って料理出来るんだな?」 「まぁね。家じゃパシリのように家事全般やらされていたからね」 「御影って奴隷だったのか?」 「そんなことは無い・・・無い・・・ような?・・・う~ん」 「おい!少しは自信を持て!?」
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