出場

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使い魔の一件から数週間が経った。 戦闘の授業も入り、クラスの力量が見え始めた様に、僕の実力がハッキリと目に見える様になった。 そりゃあ、トップクラスのSクラスに人数不足っという理由で入れられたのである。 皆にも説明した通り、僕は雑魚である。 机上の授業はどのクラスも変わらないのでなんとかついてはいけるものの、実技だけはかなうはずもない。 僕の魔武器『黒星』は能力を見れば強いものの、扱えるようになるのは至難の技である。 とりあえず、実技はド素人の肉弾戦と少しの魔法でしか戦えず、無論1分もたたずに負けてしまうレベルである。 寮に帰れば授業の復習と、黒星の練習に励んだ。
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