はじまり

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「さて行くか」 次の日の朝、桃太郎は旅支度をして玄関先にいました 「何も策はないが、桃太郎の悪知恵があればなんとかなるじゃろう まずは火の山に向かいキジを仲間にしろ そうすればなんとかなるだろう」 クソジジイは人ごとのくせに偉そうに言うのです 「おい、ジジイ1ついっておくが今回の鬼退治がうまくいったら分け前は8・2だからな! そこははっきりさせとくからな!」 桃太郎に抜け目はありません 「誰がここまで育ててやったんだい!」 クソババアは納得がいってないようです そんな二人にクソジジイは言いました 「ババアの気持ちもわかるし…桃太郎の気持ちもわかる… どうだろうかここは7・3で手をうたないか?」
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