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桃太郎はキジ彦をクソジジイとクソババアに預けて火の山にもどりました
空を見上げると案の定、キジはくるくると旋回して何かを探しているようでした
『ピュ～！』
ニヤリと笑い桃太郎は口笛をふくのです
それに気がついたキジは凄い勢いで桃太郎の目の前に降り立ちました
「人間がこの山になんの用だ！
私は今、お前何かにかまっている場合じゃないんだ！
さっさとここから立ち去らなければ焼き殺すぞ！」
かなりイライラしている様子です
そして桃太郎は冷静にこたえました
「俺の名前は、桃太郎だ！
お前の探しているのはキジ彦だろ？」
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