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「はい!どーもー」
その甲高い声は洞窟に響くのです
「な…なんか…想像と違くないか…」
桃太郎はキジ美に言うのです
「確かにノリが軽い気もする…」
キジ美もとまどいました
「おい!お前が人々を懲らしめている悪い鬼か!」
桃太郎は叫びました
すると鬼は慌てて言うのです
「いやいやいやいや~勘弁してくださいよ~」
鬼は無駄に気さくです
「お前が人々を困らせているのはわかってるんだ!
観念しろ」
相手が弱腰なのを見てここぞとばかりに桃太郎は威張るのです
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