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「竜宮城に連れて行きますよ」
なんとか浦島を引き止めようと亀吉は必死です
浦島は足を止めると気だるそうに振り返りました
「なに?その竜宮城って…」
少しは興味があるようです
「はい!そこは海の底にあるお城です
豪勢な料理や綺麗な魚達のダンスなんかでおもてなしを致します
それとなんといってもその竜宮城の主!
乙姫様はそれはそれは美人でとても美しい
是非、恩返しをさせて頂けませんか!」
ここで亀吉が頑張らなければ物語が終わってしまいます
頑張れ!亀吉!
負けるな!亀吉!
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