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「いや…それは本人に聞いてみないと…」
浦島は目を開いて亀吉に言いました
「じゃあ聞けよ!抱かせてくれるなら行くよ」
勘違いして助けただけでよくここまで威張れるものです
亀吉は仕方なく甲羅の中からスマホを出しました
「えーえーそうです!浦島さんが私を助けてくださいまして…えーえー」
亀吉は乙姫と電話をしているようです
「いやいや、だから乙姫様を抱きたいそうで…えーえーそうです」
浦島は腕を組んで海の向こうをりりしい顔で見ていました
電話を切り亀吉は口を開くのです
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