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カイキ「ワンパンしたら倒せました。」
……と辺りに沈黙が流れる
「「「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
当然の反応だろう。
別に力を隠そうとしている訳ではないので
信じられる人には話そうと初めから
思っていた。
ダルク「確かに外傷は殴られた後
しか見えんが……。」
まさに唖然といった感じの
彼等にを無視して話を進める
「そういや、もう一体素材になるかどうか
分からんやつがいるのですが」
ダルクが気を取り直しその魔物を
出すように促す。
カイキはボックスからモンボ?みた
いなやつをとりだした。
受付嬢はモルボ〇のあまりの
臭さに鼻を摘まむ
カエン「そいつは…ドリルンじゃねぇか。
確か『パチモンノ森』にしかいない
はずだが……オメェあの森を抜けて来たのか?それにどうやってドリルンを?」
『パチモンノ森』ってパチモンの森かよww 道理で擬きが多いはずだwwww
カイキ「その情報が正しいならそうだと
思います。ドリルンはアジェラシタと
同じくワンパンです。」
ギルマス「んな訳ないだろ!?
ドリルンは基本物理攻撃が効きにくい上に
触れば何らかの状態異常が発生する
はずたが?魔法を使えないなら倒せないと
思うんだが?」
臭い息だけじゃないのか、触れれば
状態異常ね……。
どう誤魔化すか……。
『解』属性を『毒』属性の派属性って
ことにして誤魔化すか。
カイキ「俺の知り合いに『毒』属性の奴が
いたんですけど。その人も毒が
効かなかったんで、多分、俺の『解』属性もそれに近いものなのかも知れません。」
ギルドマスターは考え込むような
仕草を見せる。
ギルマス「その理屈なら一応納得できるが……
ドリルンを一撃なぁ……
こいつは確かAランクモンスターのはず
それを一撃ねぇ……。もしかすると無意識で身体強化してんのかもな……。」
カエンさんもダルクのおっさんも受付嬢も
頭を悩ましている。
さっさと済ませて欲しい…
俺はさっさと異世界満喫したいんだよ!
ギルマス「マリア、第一次闘技場は今日
空いてたよな?」
受付嬢-マリアさんが頷く。
マリア「はい、今日は誰も使っていなかったと思います。」
こ……これは
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