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マスター「お前『帝』になる気はないか?」
分かってたよ。こうなるのは分かっていたさ
カイキ「マスター、それは何の為ですか?
一撃で敗れた自分の自尊心を守る為
ですか?
私に力が有ろうとも其を的確に使えない
者に『帝』にして民を守れると?」
まぁ、実際は使おうと思えば使えるよ。
空間作って時間軸を弄ってそこで修行中
すれば能力はある程度使えるだろうし
マスター「……確かにそんな気持ちもあった
かもな。だが…お前の力は常識から
外れている。野放しにはできない。」
そうだよなー、核爆弾をその辺に
捨てるようなもんだし、
よくてずっと監視、悪くて監禁かな。
カイキ「……はぁ、二人に一つお聞きします。
力とは何ですか?」
俺の答えとしては力とは生きるための物で
誰の為に必要なものかは分からない。
別に誰かを力で支配しても意味はないし
元々力は動く為にあって生きるのに必要
だから手に入れた物だと思っている。
マスター「なんためかは知らんが…そうだな。
俺は壊すためのものだと思う。
綺麗事を言っても結果は破壊に使うだろう
風という力は風化という形でものを破壊し
人は生きるという力の形で命を壊す
たが、何を破壊するか、それが力の
正しさに関わっていると思う。」
マリア「私は自分を成り立たせるもの
だと思っています。
どんなに強い意思があっても其を実行
できる力がなければ他人の意思に流れる。
だから自分の意思を成り立たせるもの
だと私は思っています。」
うん、二人ともきちんと自分の意思を
持ってるみたいだし、話してもよさそうだ。
カイキ「俺が指を鳴らすまで俺とマスターとマリアさんの声はこの3人に
しか聞こえない
ということを事実とし『肯定』せよ」
こんな場所じゃ聞かれる可能性
もあるからな。
カイキ「今から俺の秘密を話したいと思うんですが、今から聞くことは誰にも話さないでもらえますか?」
二人はコクリと頷く。
カイキ「俺は神様に転生させてもらい異世界
から来ました。」
さて、二人の反応は
マスター、マリア「「マジで!?」」
まてまて口調がちゃうぞ。
キャラ安定させないと作者が使いにくい
とかいって出番減るぞ。
閑話休題
カイキ「マジです。とりあえず俺の能力説明
しますね。」
二人に『こうてい』の能力をざっと説明する
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