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二人は始終驚いたような顔をしていたので
言っては悪いがマヌケ面だった。
カイキ「……ということなんです。」
カエン「なるほどな、それならやはり『帝』になった方がいいんじゃないか?
民を守るということに関しても問題ないし
神様が送ってきたなら人格にも問題
ないだろう。
『帝』になれば力を抑えるようなことも
しなくてもよくなるだろう。」
カイキ「ですね。『帝』の説明を詳しく
してもらえませんか。さっき言ったように
異世界からきたのでよく分かってないんです」
はぁ、偽造工作色々無駄になったな
帝か……テンプレな感じだとは
思いますけど
マリア「はい、私が説明しますね。
『帝』には基本属性の、火、水、雷、風、
土、光、闇、の七種類に全ての帝を束ねる
『全帝』がいます。
過去には『時帝』、『空帝』
などがいましたが現在は時属性と
空間属性を
極めた者がいないのでいませんが。
因みに帝になるにはXランクの実力と
他の帝一人の推薦が必要になります。
マスターは火の『帝』で『炎帝』です。」
へー、マスター『帝』だっんだー。
一撃で倒しちゃったけど。
カイキ「ついでに、ランクも詳しく説明して
貰えますか?」
マリア「ランクは下からF~A、S、SS、
SSS、X、となっています。」
カエン「帝のなれとは言ったが帝にも試験が
あってな、性格は問題ないので実力試験だけ受ければいい。」
試験とか、だるいな。例え筆記じゃなくともめんどくさい。
カイキ「その試験って言うのはいつ
行われるんですか?」
カエン「帝候補は余り現れないから
提案があってから1週間後くらいに
行われる。」
1週間……色々出来そうだな。
カエン「まぁ、決まったら呼び出すから
今日はもういいぞ。」
そういわれたので帰ることにしよう。
ギルドの外に出てみると既に空は赤みが
かっていた。
もう夕方か……さっき金が入ったし
どっかホテルに泊まるか。
その後俺は適当なホテルに泊まり
時間軸を弄った空間で色々試してみた
気づいたら15年経ってたよww
結果俺マジチートっぽい
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