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奥につくとなんかフード着た人が
目の前に座っていてさっきのダンディーさんがマグカップ持ってきた。
マグカップの上に角砂糖のタワーがww
ﾌｰﾄﾞ「何かご用かな？」
むしろ此方の台詞だ
ｶｲｷ「ノリで来た」
なんとなく入っただけだからな
ﾌｰﾄﾞ「あれ？ハヤト、合言葉
聞いたんだよね？」
ダンディーさんは頷き肯定する
どうやらダンディーさんは
ハヤトという名前らしい
ﾊﾔﾄ「しっかりと聞きました」
ﾌｰﾄﾞ「何処でその合言葉を
聞いたんだい？」
ｶｲｷ「偶然」
てか、砂糖たっぷり苺ミルクが
合言葉なんだよww
ﾌｰﾄﾞ「なるほど、僕と同じ味覚
なだけか！」
いいえ、その場のノリです。
そして、この苺ミルク糞甘いwwww
ｶｲｷ「苺ミルクに砂糖を入れるのが
風習かと思っただけだ。」
ﾊﾔﾄ「そうですよ、フードもそんな気持ち悪い味覚は貴方だけで充分です。」
ﾌｰﾄﾞ「何気にその言葉傷つくよ？」
ｶｲｷ「で？ここ本当はどんなとこ？」
急につれて来られて怪しさ満点の
フードの人の前に座らせられてる
状態で普通のバーです。とか言われても
絶対に信じられないわ。
ﾌｰﾄﾞ「そうだなー。君強そうだから
今から聞く質問に僕が満足できる答えが
出せたら教えてあげようかな。」
ｶｲｷ「まぁ、どうせ堅気のことじゃ
ないだろうが、いいぜ答えてやろう」
ﾌｰﾄﾞ「君の家族が君の友人に殺されたら
君はどうする？」
シンプルだけど人の本質が見られる
質問だな。
ｶｲｷ「とりあえず、話して、それでも
殺したかったら殺す。」
ﾌｰﾄﾞ「理由は？」
ｶｲｷ「そいつを一生憎むより
ちゃんとけじめをつけたいから」
ﾌｰﾄﾞ「そっか、じゃあ合格でいいかな。
ここは闇ギルド『狂乱の道化』
僕はここのギルドマスターで
コロナ＝サクレッド
大体の闇ギルドは非公認なんだけど
ここだけは国王は公認してる。
所謂必要悪って奴だよ。」
ふーん国王公認か……。
ｶｲｷ「なぁ、正規ギルドに加入してても
ここって入れる？」
異世界なんだしいろんなことしたいしな
表だけの人間より裏もある方が
かっこいいしな。
ﾌｰﾄﾞ「問題ないよ、ここと正規じゃ別物
だからね。試験に合格できたらOKだよ。」
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