裏の仕事だけど飽きてきた

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なんだこの異世界は試験が好きなのか? 学生の敵だな。 カイキ「どんな内容?」 フード「僕が幻術かけるから五分以内に クリアして」 だったら状態異常なしをオフにしとくか 昨日のうちにオンオフ機能つけてよかった カイキ「おけ、やってくれ」 フード「いくよー、えい!」 フードが俺の頭に手を乗せると 意識が一瞬ブラックアウトした。 ~~~~~~~~~~~~~ 目を開けるとそこは戦場だった にしてもあのフード手も背も ちっちゃいなショタか? 周りを見渡すと 赤い鎧の軍勢と白い鎧の軍勢が 雄叫びを上げながら敵を殺すため 剣を振るっている。 俺は赤い鎧着てるから白い鎧が敵かな 闇ギルドだし敵を殺せってことか 奥に偉そうなやついるしそいつでいいか。 手の上に鎌鼬を用意してそいつに投げる 断末魔は聞こえてこない。 次の瞬間にはそいつの首と胴は 離されていたからだ。 偉そうなやつが倒れる所をみた瞬間に 再び意識がブラックアウトした。 ~~~~~~~~ フード「いやー、流石だね。誰でも殺せば よかったんだけど王様を10秒で殺すとはね」 マジ簡単だったわ なんだろう?神様がなんか弄ったか? 神『もしもし、カイキくん?』 噂をすれば神がくるのか? カイキ『なに、俺の心読んでたの?』 神「暇だったから仕方ないでしょ。』 カイキ『仕事しろよ。』 神『ハハ、そんなものルシファーに やらせればOKさ。』 ならよし! てか、ルシファー堕天使になった意味 あんの?めっさコキつかわれてんじゃん 神『それでね、いきなり生き物殺せっても 可愛そうだから1週間は命の重さを 極力感じ無いようになってるから』 カイキ『やっぱりそうなのか……』 まぁ、ありがたいかな? さっきのも蚊を潰すような感覚だった んだよな。でも、気を付けないと 大量殺人犯になりそう。 フード「どうしたのー?急にぼーっとして」 あっ放置してた。 カイキ「すまん、急に念話がきてな。 んで合格でいいの?」 フード「勿論だよ。依頼を受ける時は ハヤトに話しかけてくれればいいから あと、これ闇ギルドの会員証ね」 そう言って手渡されたのは金色のバッチの ようなもので死神の鎌がデザインされている中々に凝ったデザインだな。
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