師匠だけど飽きてきた

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『特訓空間』での目標設定は魔力2.5倍に 身体能力1.5倍にしたし 特訓空間内で魔法つかってたなら 魔法の特訓にもなっただろう。 ソーガ「うーん?あんまわかんねぇな」 カイキ「『アクアボール』」 ソーガ「うぉっ、危ね!!」 ほう、俺の4分の1の速度『アクアボー ル』を避けたか。特訓成功だな 元々努力も多少してたようだし 例の盗賊達になら勝てるんだろう。 カイキ「そんぐらいの反射神経ができ あがってりゃ成功だな」 ソーガ「初級でも人にいきなり 魔法放つなよ…」 ソーガは『アクアボール』を自分に 放って来たことにグチグチ言ってるが 知ったことではない カイキ「そろそろ、行くとするか」 ソーガ「ちょっと待ってく…ださい。 まだ修行の礼も言ってないのに どこに行こうってん…ですか。」 カイキ「何言ってんだよ。修行終わったん だ、目的果たしに行くぞ。」 ソーガは背を向けてどこかに行こうした 俺に慌てて何処へ行くのか尋ねてきた 俺はそんなソーガを馬鹿をみる目で見て 修行を行っていた理由を思い出させる ソーガ「目的…?あっ!忘れてた……。」 本気で忘れていたようで急にあたふた し始めるソーガ あっちで1ヶ月修行してたとしても 目的忘れるとか馬鹿だな。 てかこんな残念なイケメソ従えても モテるか疑問になってきた。 カイキ「転移で行くから俺の肩に触れて 盗賊のアジト頭に浮かべろー」 ソーガ「転移!?それってSランク以上の ギルド員ぐれぇじゃねぇと使えないん じゃ無かった…のでは?」 カイキ「なんでおどろいてんだよ…… あんな空間創った時点で分かんだろ。」 俺はソーガが驚くのを見て額に手をあて 嘆く。こんなの弟子しなきゃよかったかも
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