師匠だけど飽きてきた

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ソーガ「じゃあ、一旦放置で後でギルドに 引き渡そうぜ。俺はここの頭潰してぇ」 カイキ「いや、邪魔くせぇから今送っとくわ 指定『片翼の黒龍』『強制転移』」 完了、今ごろはカエンの頭の上に 三十人の盗賊と置き手紙が降ってるだろう ソーガ「三十人を『強制転移』って 聞いたこともねぇぞ。」 カイキ「気にすんな老けんぞ」 廊下に出ても人の気配がないことから 彼処に大体の奴がいたことが分かる カイキ「そーいや、なんでDQN達と 行動してたんだ?お前の性格的に 性に会わないだろう」 ソーガ「あぁ、戦いに慣れようかと 思って色んな奴に喧嘩吹っ掛けてたら いつのまにか仲間にいれらてた。」 なるほどそういうことか。 類は友を呼ぶよろしく、馬鹿は馬鹿を 呼ぶんだな。 雑談をしながら廊下を歩いてくと 地下への階段を見つけた これは、人身売買もしてる系か? カイキ「俺は地下に行こうかと思うんだが お前一人で頭潰しに行けるか?」 ソーガ「たりめぇだ。一応あんな地獄で 修行してんだからな。」 カイキ「じゃあ、真っ直ぐ進んで突き当たりを左に行ったところにそれっぽい気配が あるからなー」 ソーガ「おう、ありがとな」 馬鹿は一度振り向き礼を行ってから 走っていった 地下への階段を降りる途中 小さな泣き声が聞こえた 声の質的には女だな…。 暗い地下への階段を降り終わると 鉄格子が見え中には少女がいた カイキ「そんなとこで、なにしてんの?」 おれがそう声をかけると少女は 泣くのをやめ俺を睨み付けた。 少女「なんの…ようですか?」 カイキ「別にとって食おうなんて思って ないからそんな睨まないでくれる? 今ここの盗賊潰しにきたんだけど こっから出たい?」
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