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ソーガ「これはルイナの敵討ちじゃねぇ。
こんなんで死んだルイナに報いられるなら
こんな屑なんどでもぶちのめしてやるが
そんなことしてもルイナには何も届かねぇ
だから此れは俺のケジメだ。
失う直前まで自分の気持ちに気づけなかった自分へのな。」
ーーーkaiki sideーーーーー
お帰り私の視点!
暫くソーガのシリアスだったから
主人公である俺の影が薄くなって
きたのは気のせいかな?
気のせいだよね?なんで目そらすの?
…ん?何でソーガがシリアスってたか
分かるかって?
いやーさっきの少女を地下牢から
だして一緒に天井裏から見てたんだけど
何があったのかな~っ詮索してたら
『下異夢カンカ君』が
[新たな称号『詮索者』を得とくしました。獲得した能力は『脳内観察』です]
って。『脳内観察』ってのは人の頭の中
覗くっていうプライバシー無視能力です。
つまり、それでソーガの頭の
中覗きました。
っと、そろそろ姿現しますか。
カイキ「ソーガ~。カッコつけてるとこ
悪いがその屑まだ気絶してねぇぞ。」
ソーガは俺の言葉に反応して青髪の屑
をみる。よーく、見ると顔の筋肉が
微妙に動いていた。ここでどら焼と
戦わせてたのが仇になったか。
どら焼顔の筋肉ねぇもんな。
青屑「バレましたか……。この猿に目
にもの見せてやろうかと、考えて
いたんですがね。」
青髪の屑はよろめきながら立ち上がる
ソーガ「テメェ…まだ。」
カイキ「爪が甘いなぁ。倒したかど
うかきちんと確認しないと。」
生爪剥がすとかして。
グロいからやんないけど。
青屑「だが今更気付いた所で無意味
ですよ。既に魔方陣は機動させて
いただきました。ククク、本来なら
証拠を残さずにアジトを変える為
に付けたものなんですが。貴方達には
ここで一緒に死んでもらいますよ。」
ソーガは青屑の言葉を聞き慌て出す。
カイキ「……飽きた」
青屑「……へ?」
カイキ「飽きたってんだよ、屑が。
物事に飽きた人間には二種類いる。
そのまま我慢する人間か、変える人間
かだ。世界を変えた人間は何かに必ず
飽きている。
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