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俺は思い出していた
小学生のクリスマスに横断歩道を
渡ろうと右左を確認した時見たリア充
の姿を。
あの時は原理は分から無かったが近く
に置いてあった黄色い旗を全力投球
したかったことを。
中学生のクリスマス小学生のあの日以来
家から極力出ないようにしていたのに
ふと、ファミチ〇が食べたくなり
コンビニに向かう途中見たリア充を。
あの時はチューインガムを急いで噛んで
リア充の通るであろう道に張り付け、
間違って自分で踏んでさらにリア充に
怒りを覚えたことを。
一緒に買いにいった田中くんが
血涙を流したことを!!
そして現在、あの時とは違う俺には
力があるぅぅぅうう!!
奴らの幸せを破壊しゃちゃるわぁぁぁあ!
カイキ「今宵の雪は赤き雪…。
リア充どもの血の色よ!」
そう言って俺は雑踏の中に
紛れていった。
……ってなったら格好いいんだけど
それだと俺の視点が終わっちゃうって
大人の理由で駄目なんだよね。
因みに過去編フラグがクリスマス
復讐フラグだってことを盛大に
謝りたい。
あの時力があれば→リア充撲滅の為に
思い出すたびに後悔する→
黄色い旗を全力投球しなかったこと
手の届かない位置で消えていった
大切な人→血涙を流しながら走り去った田中くん
自爆オチには飽きてる→
自分でしかけたガム踏んだ
ねぇ?これ土下座ですむの?
とりあえず、リア充に復讐するって
ことでどうにかお許しください。
まず、『こうてい』を解禁して、
タケコ〇ターを出します。
そして、I CAN FRY!!
懐かしいなぁ、空を自由に飛びたい
なって田中くんに言ったら
「じゃあ死ねば」って言われたあの日が
どんどん高度が上がるに連れて
耳に伝わるゴォォという音が大きくなる。
暫くするとついに、雲の上までついた
ウヒョー、やっぱり飛ぶのと落ちるのは
気分的に違うね。
残念だったのは大きな雲の中に
入ったのにラ〇ュタが無かったことだ。
おんやー?あの遠くにいる何かの群れは……………
ウ☆ナ☆ク☆ウ☆ザ!
俺は遠くに見えるウナクウザを獲物
を狩る虎のような目でみる。
だが!俺のウナギアンテナとリア充
アンテナが同時に反応してやがる
撲滅したい……だがウナクウザの繁殖にも番は必要だろう。ぐぬぬぬ……
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