第四章 花火の先に

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 帰りに又、 座敷童子の館に寄ると、 売り切れで店を閉めている途中だった。 「一穂、かのこちゃんは?」  イスにまだ座っていた。 パパらしき人もまだ店内に居た。 多分、典史兄ちゃんは、 かのこちゃんの心に呼ばれてしまっていたのだ。 だから、 状況が待っていてくれる。
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