第四章 花火の先に

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「一穂、 無事行ったかな?」 「大丈夫だよ」  ちょっと危なかったけど、 光の中に消えて行った。 「じゃ、逃げるよ」  霊能力者は、世の中にとって、 無くてもいい存在なのだそうだ。 感謝よりも、 悪意を多く向けられる。  でも、 追いかけてきたかのこちゃんのママが、 ありがとうと言って、何か紙を渡してくれた。
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