明日の空の色

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 明日をむかえて、今は朝の七時三十分。空は私服から学生服に着替えていた。  準備を終えて八時。空は右手に鞄を高校に向かう。  高校に向かう時、高校に着いて玄関で誰とも会うことなく自分の教室にはいった。 「鈴美」「星夜」「光也」はすでに教室の中にいて話をしていた。 「お前たち。早いな」 「うん。わたしは高校の中、見て回りたかったから」 「私と光也は高校の裏の花壇の水やり」  星夜の言葉に光也は頷き「あぁ」と口を開いた。 「俺だけ暇人か」 「えっ? 違うの?」 「……」  空は無言になると自分の席に向かう。席につき、鞄を机の上におき窓から空を見ていた。 「今日も、晴空か」
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