第1章『出逢い』

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先生は私の前髪を触ったままクスクスと笑った。 「なんだ。声、出るじゃん」 クリクリした目が三日月型に歪んだ。 「………出ますよ、離してください」 「やだ」 先生はいじり悪そうに笑いながら『嘘』って言いながら前髪から手を離した。
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