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究極堂
バシィッ!!
広い地下室の剥き出しのコンクリートに、ムチの音が激しく鳴り響く
「あひぃ!!」
緒宅 高広は四つん這いになり、背中をのけ反らす
「ほら、あたくしの犬よ、鳴いてもっととお願いしなさい!!」
今度はロウソクが背中に垂らされる
「っつ!!じょ、女王様もっと叩いて下さいでゲス!ワンワン!」
高広は熱さに耐え、府洲 清子にそう懇願した
「フフ、よく言えたわね。ご褒美よ!」
パシッパシッッ!!!!
「ア、アオーーン!!」
高広は歓喜の声を漏らした
「さあ、次はあの木馬に乗りなさい」
近くに置いてある三角木馬を指差す清子
「うう…超痛そうでゲス…」
高広は尻込みしている
「早く乗りなさい!!」
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