第1章
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「ほら漆原。 返事しないと出席にしてやらんぞ。 」 「うーっす・・・。 」 少し声の高い気の抜けた声が聞こえた。 教室の一番端の一番後ろ・・・。 カーテンに隠れた席から少し細身の男の子がいた。 髪は男の子にしては少し長めだ。 こんな子クラスにいたんだ・・・。
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