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悠斗は スーパーで アルバイトをして 給料の半分を 母親に渡し 残りのお金で タバコや遊びに 使っていた。
「三嶋君って 彼女いるの?」
小野尚美 彼女は 違う高校の二年生で 同じスーパーで アルバイトをしている 女の子。
「なんで?」
「三嶋君 モテるもん…」
「そんな事 言われた事ねーよ。」
「買い物に来た友達が 皆 言ってるよ。私もその1人…」
確かに 悠斗が 中学三年の時 ファンクラブが出来て バレンタインには スポーツバックが 一杯になるくらい チョコレートをもらったり 高校に 進学すると 先輩や同級生から 「彼女いるの?」と聞かれ ラブレターを沢山 渡された。
「彼女がいなかったら 尚美ちゃんは 俺と付き合う?」
「うん。」
「なら 止めときな。」
「なんで?」
「尚美ちゃんは 真面目で 可愛いから 大切にしたいし 俺と付き合ったら傷つくよ。」
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